廊下のない家で後悔した?7年住んだ体験談・失敗しないポイント5選!

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最近はやりの廊下のない家。

注文住宅であるわが家も平家の廊下のない家・間取りにしました。

廊下のない家にしてなるべく居住スペースに回したいけど後悔しない?

廊下のない家で後悔するのが怖いから、実際に建てた人の口コミを知りたい…!

と、家づくりにおいて廊下のない家に住んだ人の感想が気になっていますよね?

管理人は実際に廊下のない家を注文住宅で建て、約7年が経過しました!

正直に言うと、廊下のない家にして後悔している点もあります。

それは、壁が少なく家具を置ける場所が限られること!

もちろんメリットもあるので廊下のない家について正直にレビュー・解説していきます!

本記事でわかること
  • 廊下のない家で後悔した体験談
  • 廊下のない家のメリット
  • 廊下のない家のデメリット
  • 廊下のない家で失敗しないためのポイント5選
タップできる目次

廊下のない家で後悔した?7年住んだ体験談

総合的に考えると、廊下のない家にして後悔していません!

約7年、廊下のない家に住んでみて

もっとこうしておけばよかった…!

と思う点はもちろんいくつかあります。

例えば、

壁面積が少なく、大きなテレビボードを置ける場所がない

というのは、もっとも感じている廊下のない家の後悔ポイントです。

しかし、こちらは廊下のあるなしに関わらず、間取り次第で解決します。

ですので、「廊下を作っておけばよかった」と思ったことは1度もありません!

もう1度家を建てるとしても、また廊下のない家を採用します!

この後の章で、そう感じた理由や、何についてそんな風に後悔したのかについて詳しく解説していきます。

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廊下のない家で後悔した・デメリット【7年目の体験談】

廊下のない家で後悔した・デメリット【7年目の体験談】

管理人が実際に廊下のない家に7年住んで感じた後悔点・デメリットは、以下4点です。

  • プライバシーの確保がしにくい
  • 壁面積が少ない
  • 音漏れしやすい
  • トイレの音が気になる

①プライバシーの確保がしにくい

廊下のない家は「プライバシーの確保がしにくいから後悔する」と、よく言われますよね。

確かにその通りでした!

元々そのことを承知の上で廊下のない家を採用しました。

特に子どもの友達が遊びに来た時に、リビングから寝室などの見せたくない部屋が見えてしまうことで

人が来た時のプライバシーについてまでは考えてなかったな…と少し後悔しました。

ドアを閉めていても幼い子どもたちは勝手に開けて入っていってしまうんですよね^^;

テンションがあがっているので、親の注意する声なんてこれっぽっちも耳に入っていません。

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②壁面積が少ない

これは住んでわかったことなのですが、廊下のない家は壁面積が少なく家具の配置の自由度が低いです。

みなさんは間取りを考えるときに、壁を意識していますか?

LDKにはざっくりいうと4面壁があると思うのですが、

  • 掃き出し窓
  • キッチン

で2面はうまってしまいます。

さらに、廊下のない家は

  • 玄関ドア
  • 各部屋へのドア

などで他の壁も埋まってしまいます。

わが家の場合、

  • 子ども部屋・寝室へのドアが3
  • 掃き出し窓で壁一面を使っている
  • 和室とLDKが隣接している、ということもあり

幅2mをこえる壁の余白がありません。

横長い大きなテレビボードを置きたいと思ったときに、どこに置いても窓やドアとかぶるので購入をあきらめた経験があります。

また、プロジェクターを投影する壁もない状況です。

管理人はこのことで後悔したのですが、こちらは廊下のあるなしに関わらず、間取り次第で解決します

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③音漏れしやすい

これも建てる前に承知の上だったのですが、確かに廊下のない家は音漏れはしやすいです。

特に子どもの寝かしつけをしている時に、廊下のない家の後悔ポイントだなと感じます。

寝かしつけ中に主人が帰ってきた際、静かに行動してくれてはいるのですが、

わが家の場合、寝室の壁とキッチンの背面が表裏一体なので、レンジの扉や冷蔵庫の開け閉めの音が寝室に響きます。

その音で寝そうだった子どもが起きてしまうことは何回かありました。

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④トイレの音が気になる

廊下のない家は、LDKとトイレがどうしても近くなってしまうため、来客があった時にはトイレの音が気になってしまします。

この点に関しては、考慮してLDKから少しトイレを離したので普段は全く公開ポイントではありません。

しかし、廊下のない家に慣れていない来客があった際にはお互いに気になるので、簡易的な音姫を設置しています。

特別な工具をそろえる必要もなく、簡単に取り付け可能です♪

または、予め音姫機能がついたトイレを採用するのもひとつの手です。

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廊下のない家でよかった点・メリット【7年目の体験談】

廊下のない家でよかった点・メリット【7年目の体験談】

管理人が実際に廊下のない家に7年住んで感じたよかった点・メリットは、以下5点です。

  • 冷暖房が効率的
  • 家の坪数のわりに各部屋が広い
  • 居住スペースに無駄がない
  • 掃除がしやすい
  • 子どもに目が行き届きやすい

①冷暖房が効率的

わが家はリビングにのみエアコンを設置していますが、この1台で各部屋の冷暖房もまかなえており、非常に効率がいいです。

もちろん、子どもが大きくなった時には、子ども部屋にもエアコンを設置する予定です。

ドアを閉めて自室にこもりたいこともあることを考慮してです。

それまでは、1台で必要な時だけ各部屋のドアを開放して、冷気・暖気を送り込む方法で事足りています。

これは廊下のない家にしたからこそできることだと考えています。

管理人の場合、廊下がある間取りでこれをしてしまうと、光熱費の無駄遣いのような気がしてできません。

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②家の坪数のわりに各部屋が広い

廊下のない家は、通常ですと廊下にするスペースを部屋にしているので、各部屋が広く取るというメリットがあります。

  • リビング20畳以上
  • 寝室7畳
  • 子ども部屋×2
  • 和室
  • 4畳のウォークインクローゼット
  • 広いランドリールーム

管理人の家の場合、上記のようにスペースもりもりですが30坪以下で建てられています

③居住スペースに無駄がない

各部屋が広いこととも共通しますが、廊下のない家のメリットはとにかく居住スペースに無駄がないことです。

最近では、

坪数を増やしたくはないけど、部屋は広くしたい

居住スペースでない部分を削って予算を抑えたい

という考えを持つ方も少ないくありません。

物価が高騰しているため、もちろん建築材料費もあがっており、注文住宅も価格があがりましたよね。

「家だけにお金はかけられない」

「コンパクトだけど広く見える家がいい」

そんな施主も増えており、そういう方々にとっても廊下のない家はメリットですね。

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④掃除がしやすい

廊下のない家は、掃除がしやすいというメリットもあります。

廊下のない家は、間取りがシンプルになります。

そのため、掃除をする箇所が多少減りますし、どこも居住スペースで頻繁に使うので「掃除をしよう」という気持ちになるのです。

また、お掃除ロボットにとっても間取りがシンプルであることは、動きがある程度単純化されて掃除がしやすいものです。

お掃除ロボットの導入を考えている方は、廊下のない家の間取りを検討してみる価値ありですよ!

さらにわが家は階段もない建築なので、より掃除がしやすいですし居住スペースに回せています。

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⑤子どもに目が行き届きやすい

廊下のない家のメリットとして、子どもに目が行き届きやすいというのがあります。

キッチンにいても、ソファでくつろいでいても、ドアさえ開けておけば子ども部屋や寝室の様子がわかります。

子どもがこっそり危ないことやいたずらをしていても、早くに気づいてあげられます。

最近は、「子どもの見守りができるキッチンの配置」を望むお母さんたちも多いですよね。

せっかく見守りに視点をあてるのであれば、子どもが自分たちだけでリビング以外で遊ぶ可能性も考慮した間取りにできると素敵ですよね!

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廊下のない家で後悔・失敗しないためのポイント5選

廊下のない家で後悔・失敗しないためのポイント5選

管理人が実際に廊下のない家に7年住んで感じた後悔点から、『廊下のない家で後悔・失敗しないためのポイント5選』をお伝えします!

失敗しないためのポイント5選
  • リビング窓を大きくとりすぎない
  • 壁際に収納を作りすぎない
  • LDKとトイレを離す
  • テレビと寝室、子ども部屋を隣接させない
  • 個室に鍵をつける

それぞれ詳しく解説していきます。

①リビング窓を大きくとりすぎない

わが家の場合、リビングの掃き出し窓をオプションで通常よりも大きなものに変更しました。

『庭とリビングが繋がる家』を実現したかったので、その点は後悔していません。

しかし、その分壁面積は圧倒的に少なくなるので、

  • テレビをどこに置きたいか
  • 将来、模様替えはしたいか

なども考慮してリビング全体の壁面積を意識した間取りにすることをおすすめします。

②壁際に収納を作りすぎない

壁際にリビング収納をいくつも設けてしまうと、ダイニングテーブルやソファなどの大きな家具の配置が難しくなってしまいます。

特に新居で家具を新調しようと考えている場合、間取りを決めるときにはまだ家具のサイズが明確になっていないことが多いです。

ですので、家具の配置も考慮し収納と干渉しないためにも壁を残しておくことが重要になります。

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③LDKとトイレを離す

廊下のない家で失敗したなと感じる人の多くに、リビングにトイレの音が聞こえて気になるというものがあります。

廊下がない分LDKとトイレを隔てるものが少ないですので、可能な限りLDKとトイレを離すことで失敗を防げます。

管理人の家では、リビングとトイレは離れているので普段はそこまでトイレの音は気になりません。

ただ、ダイニングとはとても近い位置になってしまったので、トイレは消音効果のあるパナソニックのアラウーノを採用しています。

こちらは遊びに来てくれた人にも好評で、TOTOをやめてまで採用してよかったなと思えるトイレです。

さらに、簡易的な音姫もつけて対策ばっちりです。

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④テレビと寝室、子ども部屋を隣接させない

管理人が廊下のない家で後悔・失敗しないために最も配慮したのが『テレビの後ろに部屋をもってこない』ということです。

これは本当に重要で、壁伝いに届く音というのは想像以上に大きいです。

ですので、テレビの後ろに部屋があるとテレビを見る人も音量を抑えなければならず、非常に気を遣います。

テレビを設置する壁の後ろは玄関や庭などがくる間取りがおすすめです!

または、壁掛けテレビ用の壁を設け、その裏に収納を作ることで音漏れしにくくする工夫をしているご家庭も増えています。

⑤個室に鍵をつける

廊下のない家はプライバシーを保つことが難しいので、寝室や書斎など入られたくない場合がある部屋には鍵を設けると失敗しにくいです。

特に子どもが小さいうちは、「入らないでね」と言っていても忘れて寝室等に入ってしまうもの。

遊びに来た子どもも例外ではありません。

廊下のない家のわが家もお友達が遊びにくると寝室で布団に隠れたり、クローゼットでおもちゃを広げたりとプライバシーはないに等しいです。

管理人は気にしないので大きな後悔にはなっていませんが、ママ友はすごく気にして子どもを叱るはめになるので、

こういう時には鍵があると、お互いにもっと気軽に快適にすごせるなと感じています。

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廊下のない家の失敗事例【口コミ】

廊下のない家の失敗事例【口コミ】

こちらでは、管理人以外で廊下のない家を採用した人の後悔したポイントに関する口コミを紹介します。

廊下がないことによる、音漏れや視線が抜けすぎる間取りになってしまった

無駄を省いてミニマル生活を夢見すぎた。廊下のない家にして、収納場所に悩んだあげく、吊戸棚や床下収納という普段使いとしては使いづらいものを採用しすぎてしまった点は後悔。

玄関を上がったところに花を飾りたかったのですが、うちは廊下というものがなく、玄関上がって2歩でリビングに突入する。
この猫の額ほどの2歩の間に花瓶をおくことが物理的に難しく、廊下のない家で後悔したポイント。

居住スペースのみではなく、インテリアの空間も必要に応じて設ける必要がありますね!

特に家族写真や絵画、生け花などを飾りたい方は、一部廊下にてインテリア用のエリアを設けるのもひとつの方法ですね。

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廊下のない家の成功事例【口コミ】

廊下のない家の成功事例【口コミ】

こちらでは、管理人以外で廊下のない家を採用した人のよかったポイントに関する口コミを紹介します。

限られた広さを廊下のためだけに使いたくないし、玄関を明るく広々した空間にしたいと思った。廊下がない分、各部屋への移動もスムーズ!

廊下がないのでリビングから扉ひとつで洗面スペースへ。
キッチンで洗い物や調理をしながら、洗濯物を回したり、家事動線がラクになった。

徹底的に廊下をなくし、生まれた最大面積を部屋と適所適量の収納に割り振った。
家族人数分の個室の確保、広めのLD、子供と並べる長いキッチン、ウォークスルークローゼット。狭小住宅でも、間取りの工夫でこんなに盛り込むことができた。

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廊下のない家で後悔・失敗しないためのポイントをおさえよう!

まとめ:廊下のない家で後悔・失敗しないためのポイントをおさえよう!

廊下のない家は、

  • 冷暖房が効率的
  • 居住スペースが広くなる
  • 掃除がしやすい
  • 子どもに目が行き届きやすい

などのメリットがありますが、

  • プライバシーの確保がしにくい
  • 間取りによっては家具配置が難しい
  • トイレやテレビなどの音が漏れやすい
  • インテリアスペースが少ない

などの後悔も生まれやすいです。

しかし、後悔ポイント・失敗事例を知っておくことで、間取り作成時に防げる問題ばかりです。

ぜひこの記事をブックマークしておき、間取り作成時・建物の施工前に再確認してくださいね♪

あなたが納得のいく住まいで豊かな生活を送れますように…!

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